
こんにちは。牧です。
店長ブログ宛に質問をいただきますとブログ内でお答えさせて頂くにあたり、
頂いたメール文面を個人情報に関わる事を省き転載させていただいております。
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はじめまして。
わたしは、東京品川エリアでデリのお仕事をしています。
わたしの本指様が出張の時セレブダイヤモンドさんをご利用なさるそうで、
何度かお話を聞いていて、ブログが面白いから見てみてと勧めていただき、それから読ませて頂いておりました。
そして、去年のコロナ前、東京に出張に来たという福岡のお客様がやはりセレブダイヤモンドさんを利用されているとおっしゃり、話が盛り上がりまして、エリア外どころか県外の者ですがいつもこっそり拝読させていただいております。
相談なのですが、
先日、お仕事を始めてから初めてのドアキャンセルをくらいました。
何の自慢にもならないのですが、結構長くこのお仕事をしていまして、初めて「ごめん、キャンセルで」と言われ、初めてだったので対応もままならず、え?え?とどうしたらいいかわからず、新人のようにしどろもどろしてしまい、「断られた」というショックで立ち直れず、その日は早退してしまいました。
それからというもの、「またキャンセルされたらいやだ」とばかり思うようになり、仕事に行けていません。
どうしたらいいでしょうか。どうしたら立ち直れますか?牧さんは現役時代キャンセルされたことありますか?その時どう受け止めて立ち直りましたか?教えて下さい。
まり
答え
まり様、はじめまして(^-^)
なんという素敵なご縁でしょう。ありがとうございます。
どなた様がただったのか、そのお客様がたもこちらを読んでいただいていたらいいな、ありがとうございます。
さて、私ならどうするか。
私は、業界入りは遅かったのですが、当時、年齢の割にはイケてて(自分で言いました(笑))バブルの落とし子世代というのもあり、中洲のクラブでもナンバーワン張ってたという変な自信もあり(そこでしか通用しないのにねw)、このお仕事のノウハウを講習して頂いた最初のお店ではおとなしくしていましたが←、そのお店を巣立ち、デリに転向した時は、あまりのチヤホヤ具合に天狗になるまいなるまいと思いながらも天狗になっていました。(あ~あw)
初めてのキャンセルは「派手やな」という理由。
当時のその店では「エレガント・セレブカテゴリー」に所属していたので、エレガントだセレブっぽいだがお好きな方にお呼ばれしていました。
巻き髪が必須で、ご予約とご予約の途中で美容室にセットし直し駆け込みとかもさせられるお店でした。
その巻き髪が苦手だとw
パネル写真の私はおもっきし巻き髪です。
そのイメージがあるので巻き髪は必須と店に強制されていました。
なので、その「巻き髪いや、派手」はとても理不尽なキャンセル理由でしたが、
「ま、みんながみんな私を好むはずがない」と、笑顔でおいとましましたが、
その時の私はとても心の汚い地雷嬢的な考えをしてたなあと、今は思います。
「え、私をキャンセル?」「このあと他店のブス呼んで後悔したらいいわ」「残念ね、私とプレイできなくて」と心の中で思っていました。
まり様のお気持ちとてもよくわかります。
それから私がその打撃から自分の身を守るべく装備したのが「自分からキャンセルを勧める」でした。なんて馬鹿なことをしていましたでしょうか。
ドアを開けて「あ。。。」みたいな顔をされた時「あ(^-^)おタイプじゃないですよね(^-^)キャンセルしましょうか」とこちらから言ってました。
とんでもない地雷女ですね笑
私を見てそんな顔しましたぁ~?へぇ~、こっちから願い下げdeth!!
と心の中で思い、笑顔でキャンセルしていました。
でもそこで「気づきと反省」がきます。
「ゆうかさん。ゆうかさんは他にもご予約があるから稼ぎにさほど支障はないと思います。キャンセルの後リカバリー取ってくれるので、店の売上にも支障はありません。しかし、タイムスケジュールが狂います。キャンセルは致し方ないことですが、どうにか『お仕事』になるように頑張ってみて下さい」と。
そうです。
私は自分の事しか考えていませんでした。
ドライバーさんはいろんな女の子のピックとインキャッチがある。
ご予約にそってドライバースケジュールが組まれている。
キャンセルというのはそこに支障をきたすんだ。。。
それからおりこうさんになります←
「え。。。」というお顔をされたお客様にも気に入っていただける笑顔を心掛け、
逆に「この人絶対返そうという方向」にベクトルを向けました。
たしかに、本当はキャンセルと言いたいのだけど、申し訳ないしな。。。と無理して我慢してお時間過ごしてもらうのはwinwinじゃないので、キャンセルをおすすめします。
女の子もいやそうな顔を終始しておられるお客様の接客はつらいです。本領も発揮できませんよね。いいパフォーマンスなんてできっこない。
しかし、「おねがいします!キャンセルって言わないでください!」とドアに足を挟む嬢もいるという話を聞いた時、
高飛車だった自分を恥ずかしく思いました。
立ち直り方。
まず。みんながみんな好きなものなんてないです。
カレー。イチゴのショートケーキ。焼肉。
けど、苦手な人の方が多いとされるパクチー、せんぶり茶が大好きな人もいる。
だから見た目を否定される、断られるのは全然気にしなくていいです。
ただ、その理由が自分の失態だった場合は別。
化粧ボロボロ、髪ぐしゃぐしゃ、だっさい服、それでキャンセルされたのならば改善しないとです。
全て万全でお伺いしてキャンセルされたのならば、それはセンス・タイプの違い。女性には非はない。
そして、意を決してこの業界に入り、身を置き、お仕事している女の子を、呼んでおいて「キャンセル」と言って女の子を少なからず傷つけるような人に悲しい想いも悔しい想いもしなくていいですよ(^-^)
これを読まれている殿方様を非難しているのではありません。
無駄金は使わないでください。タイプじゃない子がきて、息子さんが反応絶対せん!と思ったらキャンセルされてください。
ただ、その「言い方」にご配慮いただけたら嬉しいです。
「ごめーーん!今会社から電話があってさ!帰らないかんくなったのよ」くらい言ってください。お願いです。
私はある意味、ドアキャンセルはお互いの為であると思います。
ただ、わたくしたちは、お仕事として、お料金をいただきにお伺いしている、という事をいつも頭と心にいていれば、
少々の事は乗り越えれると思います。
キャンセルという経験を与えてもらった、キャンセルってこうするんだ、と、勉強させてもらった時間になりました。
なんだって経験は無駄にはなりません(^-^)
新人さんに聞かれた時に教えてあげれる経験をもらえました。
もう、だいぶくよくよされたと思います(^-^)
切り替えていきましょう(^-^)
例にもれず長文になりました^^;